怖いのは気づいた時には手遅れになっていることもあるようです。
30代以降で増える肝臓病ですが、原因のひとつが肝臓に脂肪が溜まり過ぎる「脂肪肝」なのです。
脂肪肝は推定で2000万人いるとも言われています。
正常→ 脂肪肝→肝炎→肝硬変→肝臓がんになっていく人が近年増えています。
◆◆◆肝臓のはたらき
肝臓は免疫力を司る大切な臓器です。
それは体の不調を見つけると治す指示を送るのです。
私達の体の中のすべての血液は、必ず肝臓を通るようにできています。
肝臓の重要な働きの一つに、糖質、脂質、タンパク質などの栄養素の代謝があります。
脂肪肝とは肝細胞中に脂肪が過剰に蓄えられた状態です。
◆◆◆脂肪肝の原因
アルコールの飲み過ぎや、脂ものを過剰にとるなど食生活の偏りで起こるとされています。
しかし、「お酒を飲まないから平気」「暴飲暴食しないから大丈夫」と言う人も実は要注意なのです。
脂肪肝はストレスから身を守る反応といわれています。
ストレスが長期化すれば、皮下の脂肪はどんどん血液中に溶かされるので、肝臓に脂肪が溜まり続けて脂肪肝になるというわけです。
脂肪肝を発症させるストレスには、行き過ぎたダイエット、長時間労働などが考えられます。
◆◆◆脂肪肝の改善方法
脂肪肝に良い食品は、「タウリン」を含む食品です。
タウリンは、いか、たこ、貝類(カキなど)などに多く含まれる成分です。
肝臓が疲れていたり、身体がむくむ、息切れするといった健康上の不安を抱えている方にもオススメです。
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チョイス@病気になったとき「知られざる脂肪肝に要注意!」
2014年7月19日(土)番組内容(eテレ)
30代以降で増える肝臓病。
原因のひとつが、肝臓に脂肪が溜まり過ぎる「脂肪肝」だ。
推定で2000万人いるとも言われる。
脂肪肝は気付かず進行して、肝機能が低下、肝炎を発症して肝硬変や肝臓がんになる危険がある。
「お酒を飲まないから平気」「暴飲暴食しないから大丈夫」と言う人も実は要注意。